未分類 山内教授のうつのお話-9 司会.老化との関連はいかがでしょうか。PEY.そうですね、MADの各成分が減少します。したがって躁も躁になりきらず、強迫も強迫になりきらず、うつだけは慢性のうつになる可能性がある、といったところでしょう。各細胞の減少から推定できます。司会.... 2008.07.02 未分類
未分類 山内教授のうつのお話-8 司会.簡単すぎるので心配になります。PEY.ひとつのモデルとしてなるべく単純で広く説明可能なものを提示しました。しかしこのことで治療が決定的に変わるということもないのです。MA細胞を保護して回復を待つだけ、それが治療です。司会.セロトニンの... 2008.07.02 未分類
未分類 山内教授のうつのお話-7 最近言われている、bipolar spectrumの場合は、M成分を横軸にして、連続体として並べて考察しています。bipolarⅠはM成分がM(つまり大)であるのに対して、bipolarⅡはM成分がそれよりも小さいMm(つまり中)となります... 2008.07.02 未分類
未分類 山内教授のうつのお話-6 メランコリータイプのうつ病は最初の性格としてはmADになります。mADこの人が几帳面に責任感強く仕事をして、しかし年にも勝てず疲れ果てたとき、A成分がダウンして、maDとなります。これがうつ状態です。(つまり執着気質の途中からの経過に重なる... 2008.07.02 未分類
未分類 山内教授のうつのお話-5 細胞量を縦軸に、M→A→Dの軸を横軸にすれば、各個人ごとに、どのタイプの細胞が多いのか、示すことができます。表記をMADのようにし、たとえばMについてはMM,M,Mm,m,mmなどと大きい順に示します。(これは分かりにくいですね、M1,M2... 2008.07.02 未分類
未分類 山内教授のうつのお話-4 PEY.さて、一つの神経細胞を取り出して、くり返し刺激して、反応がどうなるか、調べます。小さな神経についてはかなり難しいのですが、大きな神経ならば、ガラス電極というものを用いて測定する方法があります。反復刺激があまりに近接していると、先に述... 2008.07.02 未分類
未分類 山内教授のうつのお話-3 さて実際に一個の細胞をここに持ってきて、実験することとしましょう。生体内では、たとえば次のように存在しています。近赤外微分干渉顕鏡を用いて、神経細胞を細胞内染色する手法を用いたものです。さて、実験で使いやすいのは、イカの巨大神経です。樹状突... 2008.07.02 未分類
未分類 山内教授のうつのお話-2 司会.神経細胞の実際の形まで分かりました。続きを名誉教授にお願いいたします。PEY.神経細胞には小さなものから大きなものまで、短いものから長いものまで、様々あります。体の隅々まで神経が張りめぐらされ、脳とつながっているわけです。上が脳神経や... 2008.07.02 未分類
未分類 山内教授のうつのお話-1 司会.今日は東京大学名誉教授、山内昭雄先生をお迎えしまして、高校生向けに、うつ病のお話をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。山内.理論は空です。癒すのは人格です。話すことは本当はなにもないのです。司会.いえいえ、いつもの謙... 2008.07.02 未分類
未分類 弱いところに症状が出る いつも決まった弱いところに症状は出る体力と気力が衰えたときたとえばヘルペス、じん麻疹、また下痢、胃痛、頭痛、肩こり、腰痛、うつ、幻聴、大体同じ場所に同じ症状が出ることも多い。一方で、逍遥すると言われるように、出る場所が次々に浮動する場合もあ... 2008.07.02 未分類