SSRIによる射精遅延について

SSRIは何種類かあるが、
体質によっては、どれかの薬で、
またはすべての薬で、男性の射精の遅延が起こることがある。

男性の場合、性機能障害として、
もっと微妙ないろいろなこともあるが、
分かりやすいのは、
勃起しない、中折れする、射精しないなどである。

原因は、うつそのもの、うつの薬、うつとは関係なしに年齢的なもの、心理的なもの、などがある。

その中で、抗うつ剤が原因になるものは
比較的分かりやすく、
薬を飲み始めたら機能障害が起こり、
薬を減らすと少しよくなるという具合だ。

性機能障害も長引くと、
人生全般に積極性がなくなったり、
夫婦関係がこれまでとは違ったようなものになったりして、
いろいろと具合が悪い。

勃起不全と中折れは、EDの薬で対処できる。
また、うつから回復すれば、楽にできるようになる。

射精遅延については、
むしろそのくらいがちょうどいいという人もいるくらいなのだが、
妊娠を希望している場合には、対処が必要である。

多くは薬剤を減量してみるか、変更してみるかで解決する場合が多い。
ただ、射精遅延がいやだから、抗うつ剤をやめてしまうのは危険で、
そんな乱暴なことはしない方がいい。

排卵日周辺の何日かを調整すれば足りるだろう。