虫歯は伝染病である

虫歯菌は感染する
じつは、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には、虫歯菌【ミュータンス菌】は
いないのです。もし、そのまま大きくなれたら、むし歯で苦労する事も無いのです。
でも、実際には3歳児では30~50%(地域により)の子供にむし歯ができています。
では、いつ頃から、どうして虫歯菌が住みついてしまうのでしょう。


それは、いつも身近にいるお母さんからもらってしまうのです。赤ちゃんが使う
スプーンをうっかりなめていませんか。
お母さんのお箸で一緒に食べさせていませんか。
こんな所からお母さんの虫歯菌が赤ちゃんの口の中に移っていきます。
むし歯は遺伝するのではなく虫歯菌に感染するのです。


しかし、いろんなものをなめたりしてしまうお子さんの事、すべての感染を防ぐ事は
難しいでしょう。
そこで、感染源である周りの人達の口の中の虫歯菌をなるべく少なくする事で対処
していく方法があります。
むし歯の治療をする、歯磨きを徹底するなどして、口腔内の虫歯菌を減らしましょう。

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虫歯は伝染病である