年齢と試験

たとえば

小学4年生とか5年生で素晴らしく利発な子がいる。これはこれで完成していると思う。
またたとえば、18歳の時、利発な子がいる。これも完成している。医学部に入ったりしている。
たとえば、22歳くらいで利発な子もいて、国家公務員試験とか司法試験とか挑んでいる。
試験というからには、これから教育して、教育しがいのある人を選ぶという場合が多い。
年をとってからの試験は、資質ではなく、身につけたものの結果という側面が強くなる。
小学4年生でどれだけ利発かということは、もちろん、経験が少ない分だけ、DNAを測定していることになるのだが、
あまりに早いと、環境に大きく影響されてしまう。
知的に豊かな環境に育てば知的になるのは当然なので、環境の分を差し引いて評価したい。
あまりに年をとってからだと、社会経済環境や性格の影響が強く出る。
塾の教師などが年をとってから試験に挑めば大抵の試験はできるだろうと思う。
個人的には小学4年生のオール5の子どもが一番好きだ。
これが人間の「一階部分の」完成形だ。
そのうえにうまく「性的成熟」が重なって「二階部分」ができればよい。
なかなか難しい様子であるが。