精神分析と精神総合

精神分析は大好きで、小此木先生や狩野、岩崎、舘のセミナーなどに通ったものです。
しかしまた一方で、精神総合はもっと好きで、ケン・ウイルバーが好きです。

The Integral Vision: A Very Short Introduction to the Revolutionary Integral Approach to Life, God, the Universe, and Everything

A Theory of Everything: An Integral Vision for Business, Politics, Science and Spirituality

The Atman Project: A Transpersonal View of Human Development

The Yoga Tradition: Its History, Literature, Philosophy and Practice

The Eye of Spirit: An Integral Vision for a World Gone Slightly Mad  
 
No Boundary: Eastern and Western Approaches to Personal Growth

The Spectrum of Consciousness

翻訳もいろいろでていまして、おおむね読みやすいものです。

エデンから―超意識への道
アートマン・プロジェクト―精神発達のトランスパーソナル理論
意識のスペクトル
このあたりが古いもので、私が昔出会ったものです。

統合心理学への道―「知」の眼から「観想」の眼へ
万物の理論-ビジネス・政治・科学からスピリチュアリティまで

異色の作としては、

ワン・テイスト―ケン・ウィルバーの日記
グレース&グリット―愛と魂の軌跡
があります。

賛否はあると思いますし、読み方もさまざまだと思います。
表面的に読むならば、徹底的に批判されると思います。
あるいは、批評にも値しないと片づけられてお終いだと思います。
アカデミズムとはそういうものです。

しかし、学問のためにではなく、自分の生きる糧として、
深い真意を感じながら読めば、
ケン・ウイルバーはすばらしい到達点です。

このような人間と同時代を生きているということに感動します。
わたしはアカデミズムよりも、深く生きる時間を大切に思います。