こころが晴れるノート―うつと不安の認知療法自習帳

最近よく使う本として
こころが晴れるノート―うつと不安の認知療法自習帳
創元社 (2003/03) 創元社 大野裕
がある。
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1.ストレスに気づこう
2.問題をはっきりさせよう
3.バランスのよい考え方をしよう→別の考え方はできないか提案してみる
4.問題を解決しよう
5.人間関係を改善しよう
6.考え方の癖(スキーマ)に挑戦しよう

というような項目が並んでいる。

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わたしとしてはこれでも複雑過ぎるくらいで、

1.問題点をはっきりさせる
2.別の考え方ができないか検討する
3.実行する

これでいいと思う。

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私流に言えば、
1.別の考え方をして、
2.まず頭の中でトライ・アンド・エラー
3.そのあとで実際にトライ・アンド・エラー

前半は、自意識の世界モデルを変更する作業、
後半は、自動機械の世界モデルを変更する作業である。

これってすっきりしていると思うが、どうだろう。

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相手が自分を嫌っているのではないかもしれない、
相手が仕事を嫌がっているわけではないかもしれない、
別の理由があるかも知れない、
蛇口はしまっているかもしれない、
トイレは不潔ではないかもしれない、
そんなに悪いことばかりではないかもしれない、
次に出会う人は自分にぴったりの人かもしれない、
いろいろに考えてみて、
トライ・アンド・エラーでいいと思うのだが。
どう?