「ALWAYS 三丁目の夕陽」でテレビを分解した小説家

話によれば、日本映画「ALWAYS 三丁目の夕陽」にこんな場面があるとのことだ。

町工場を経営している一家のところに、待ちに待ったテレビがやってきた。
近所の人に集まってもらって、お披露目をした。
力道山の空手チョップで一同興奮しているとき、
突然が面が消えた。
困惑していると、近所に住む小説家が、
俺の任せろ、ねじ回しを持って来いと命じ、
分解してしまった。
結局直らず、電気屋を呼んだら、
「コンセントが外れただけですよ」と言った。

これって、見事に、精神科のいかさま療法のことじゃないですか、
と、一同納得した。

知ったかぶりで分解してしまって、あと責任も取らずに放り出すのが、
小説家だというのだから、全く実に正確な設定である。

皆さん、変に分解しないで、
来てくださいね。
コンセントが外れているだけかもしれませんから!