自己免疫障害に誘発されることの多い若年性認知症

17歳から45歳までの間に認知症の発症が見られ、精神的外傷またはベースライン時の脳障害、精神遅滞と関連のない患者をMayo Clinicのデータベースの中から検索した。彼らは1996年から2006年までの間に治療を受けていた235名の患者を特定した。認知症の発症年齢は34.7歳(平均)であった。
多発性硬化症を含む自己免疫や炎症が病因の21.2%を占めていた。先天性の代謝異常は10.6%で特定された。
認知症は若い患者に発症する危険性があり、実際に発症しているという認識を高めることが重要である
その中で原因として自己免疫疾患や炎症性疾患が多い割合を占めているらしい。
若い患者の症状は多くの精神病の特徴を伴う神経精神医学的な要素が強い。これらの患者は統合失調症などの精神障害と誤診されることがある。
認知症の若年発症の原因は高齢者の認知症と比べて遺伝性であることが多い。

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こうした視点も昔からある。
しかし明確な因果関係は分かっていない。
むしろ、ステロイド剤の副作用としての報告が多い。

若い頃から病院で過ごしたり、
薬剤を使ったり、
何かの手技のときに、
何かに感染したのではないかとの推定もあるだろう。

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狼瘡や代謝障害、ハンチントン舞踏病と若年性痴呆症との関係にも軽く言及しているが、
狼瘡とはLupusつまりSLEだろうが、自動翻訳ではこのように出るのだろうか。

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認知症だけではなくて、気分障害も、性格障害も、体験によれば、ある。
やはり因果関係は不明。