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エビリファイ 適応症と用量 アメリカ2008-5月

アメリカで2008年5月に添付文書の改編があった。エビリファイについて、適応症と用量は次のような感じ。                           初期            推奨           上限統合失調症・成人     ...
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近親相姦のタブーの成立

原初の状態では近親姦のタブーはなかったむしろ、数少ない人間種の中で、交配を繰り返すのが、有利な形質を維持するのに必要なことであった。しかしある時点で、近親相姦はタブーではないかと妄想する人間が出現し、その考えは広がっていった。拡がってみると...
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パーソナリティ障害の人が二者関係に固執することについて

たとえば境界型パーソナリティ障害の場合、社会の中に生きているような顔をして実は母子関係を祖形とする二者関係を押し付けてくる健康な生活に復帰するために治療者と話をするのではなく治療者と母子関係と同等な密接な関係になるために治療に通うそこで展開...
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MAD理論によるうつ病の治療

1.MAD理論によれば、躁状態または強迫性障害の状態が続いて、そのあとにうつ状態が来る。つまり、MとAの細胞がくり返し刺激によってダウンした時に、D要素だけが残り、うつ状態になる。2.したがって、治療は、MとAの細胞の回復を待つだけである。...
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適応障害的うつ状態と大うつ病

大うつ病というなじめない名前にも大分強制的になじんでしまっている最近であるが適応障害から来るうつ状態とどう違うのか問題になる。昔から、統合失調症では履歴現症、てんかんではキンドリングといわれる現象があって、何度も繰り返しているとますます再発...
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CBASP 認知行動分析システム精神療法

「行動, 認知を扱った精神療法の流れのなかでは,行動療法と認知療法を組み合わせた認知行動療法を第2 の波, そしてCBASP をはじめとする1990年代後半より台頭してきた手法を第3 の波」と自らを紹介している。以下に見るように、私の立場か...
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病前性格を記述することの難しさ

病前性格と一言でいい、病気ではなくても、性格は?なんていうのだが、そんなに簡単ではない。どんな場面名でどんなふうに反応するかが性格というものの全体であるが、たとえば診察室でその全部を把握することはできない。診察室での態度、話し方、話の内容、...
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「食べない、食べられない、食べだしたら止まらない」

これは切池信夫先生の摂食障害についての本のタイトル。うまいことを言うものだ。食べないというのは、強い意志だ。人間は危機に備えて少しでも脂肪を蓄えるようにできているのだから、そのメカニズムに反して、意志の力で立ち向かうのだから、強い力である。...
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生き方を粗末にするということ

言葉遣いを粗末にするということは自分の生き方を粗末にするということと竹西寛子が述べている。わたしは「一日を丁寧に生きること」という命題を愛する。しかし生き方を粗末にするとはどういうことだろうかとも考える。誰しも、自分の人生を粗末にしたりはし...
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詩経から古今集へ

古今集の四季の歌は、自然の運行や宇宙の呼びかけに対し当時の歌人たちが歌で答えたのではないかと、竹西寛子の考察。これは特に珍しいものではなく、中国古代の詩経では顕著に、天への願いであり、呼びかけであった。中国古代では、天から人への通知は、易教...