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逃避型抑うつとディスチミア親和型うつ病
広瀬先生が逃避型抑うつとディスチミア親和型うつ病の違いについて詳述 文中で逃避型抑うつという名称は知られても,その本質についてはまだ正しく理解されているとはいえない。としているのは印象深い。 自己愛性格との関係が言及され … Read more 逃避型抑うつとディスチミア親和型うつ病
長期投薬も統合失調症と躁うつ病では意味が違う
統合失調症と躁うつ病に対してそれぞれの薬剤を長期投与した場合の効果はかなり違うと考えられる 1. 統合失調症の場合にはドーパミンレセプターに蓋をする薬であるから、 それが長期にわたるとドーパミンレセプターにはアップレギュ … Read more 長期投薬も統合失調症と躁うつ病では意味が違う
MAD理論推敲の経過
MAD理論の中心部分についてはずっと昔に思いついていて、 そのつもりで読むと、森山論文などは類似の部分をだいぶ含むようだと感じていた。 精力性、強迫性、弱力性と規定して、それらの混合の仕方でいろいろな病前性格を 記述でき … Read more MAD理論推敲の経過
近親相姦のタブーが重要であるわけ
フロイトが初期に言ったことは世間を驚かせた。 無意識とか 性的欲望の抑圧とか 近親相姦のタブー、エディプス・コンプレックス、 口唇期、肛門期、性器期など。 後半期のフロイトはとっても難しくなり、弟子たちはさらに思弁的にな … Read more 近親相姦のタブーが重要であるわけ
最近図書館でコピーで集めた論文一覧
心の臨床と科学土居健郎1), 村上陽一郎2), 熊倉伸宏3), 内海健4)1)聖路加国際病院, 2)国際基督教大学人文学科, 3)東邦大学医学部公衆衛生学教室, 4)帝京大学医学部精神医学教室こころの健康, 10(2) … Read more 最近図書館でコピーで集めた論文一覧
うつ病・病前性格・自己愛の文献
この分野でまず参考になるのは笠原先生の単行本。時間を節約するためにも。 笠原嘉 精神科医のノート.みすず書房,1976 笠原 嘉 青年期―精神病理学から (1977年) (中公新書) (新書 – 1977/3 … Read more うつ病・病前性格・自己愛の文献
現代社会が生む“ディスチミア親和型” 樽味伸
平明かつ実用的で、笠原先生の筆致に近いものを感じる。 ***** 臨床精神医学34(5):687-694,2005「うつ状態」の精神医学現代の「うつ状態」現代社会が生む“ディスチミア親和型”樽味伸 1.はじめに * 本邦 … Read more 現代社会が生む“ディスチミア親和型” 樽味伸
ディスチミア親和型をmaD的に解説する
ディスチミア親和型は 元のタイプがmaDであり、 性格形成の途中で性格の鎧を獲得しきれず、 未分化な母子関係の中にとどまっているものなのだろう。 特徴を列挙すると 青年層……母子関係から社会関係にまで成熟して社会に出れば … Read more ディスチミア親和型をmaD的に解説する