エジンバラ出産後うつ病評価尺度
(EPDS)
J.L. Cox, J.M. Holden, R. Sagovsky
British Journal of Psychiatry June, 1987, Vol. 150
エジンバラ出産後うつ病評価尺度は、出産後のうつ病に悩む女性患者を対象に、プライマリケア医がうつ病を検知するのを助けるために開発されました。これまでの研究によると、約 10% の女性が出産後うつ病になることがわかっており、その多くは治療を受けていません。
本評価尺度は 10 項目の質問からなっています。各質問には 4 種類の選択肢があり、患者は過去 1 週間を振り返り自分の気分に最も近いものを選びます。平均所要時間はおよそ 5 分です。答えを選ぶ際には一切他人と相談してはいけません。
これまでの評価試験では、閾値 13 以上となった患者のおよそ 92.3% が何らかのうつ症状を示しています。そのような場合、診断を行う前に、さらに慎重な臨床評価を行わなければなりません。本評価尺度は患者の過去 1 週間の気分を反映したものなので、疑いのある場合はさらに 2 週間続けて実施しても構いません。なお、不安神経症、恐怖症、ならびに人格障害には本評価尺度を適用することはできません。
すべての質問事項に答えてください。
1. 物事のおかしな側面を考えたり笑ったりすることができたか。
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普段のようにできた。
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何となくできなかった。
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ほとんどできなかった。
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まったくできなかった。
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2. 物事に対して楽しいことを考える気持ちになれたか。
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普段のようになれた。
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普段のようにはなれなかった。
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ほとんどなれなかった。
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まるでなれなかった。
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3. 物事が悪い方向に行った時、不必要に自分を責めることがあったか。 *
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常に自分を責めていた。
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時々自分を責めることもあった。
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それほど自分を責めるようなことはなかった。
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まったく自分を責めるようなことはなかった。
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4. 特に理由もなく不安になったり、心配したりしたことがあったか。
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まったくならなかった。
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ほとんどならなかった。
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時々なった。
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頻繁になった。
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5. 特に理由もなく怖がったり、パニックになったことがあったか。 *
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頻繁になった。
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時々なった。
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それほどならなかった。
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まったくならなかった。
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6. 物事にうまく対処できないことがあったか。 *
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ほとんどの場合対処できなかった。
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時々対処できないことがあった。
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多くの場合うまく対処できた。
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いつもと同じように対処できた。
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7. あまりに不幸な気分のため、よく眠ることができなかったことがあったか。 *
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常に眠れなかった。
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時々眠れなかった。
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ほとんど眠れなかった。
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まったく眠れなかった。
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8. 悲しいまたは惨めな気分になったことがあったか。 *
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常になっていた。
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時々なった。
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それほどならなかった。
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まったくならなかった。
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9. あまりに不幸な気分のため、いつも泣いていたようなことがあったか。 *
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常に泣いていた。
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よく泣いていた。
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時おり泣いていた。
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まったく泣いたことがない。
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10. 自分を傷つけたい衝動にかられたことがあったか。 *
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頻繁になった。
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時々なった。
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ほとんどならなかった。
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まったくならなかった。
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回答に 0~3 の順で点数をつけ、値が大きいほど症状も重くなります。
星印 (*) の付いた項目は逆の順で点数をつけます(3~0)。
すべての項目の点数を加算し、合計点数を算出します。