Blpolarに関係した病像を連続体として移行型を積極的に考える。
健常ーsubclinicalーsubaffictive dysthymiaーcyclothymiaーbipolar Ⅱ
など。
Akiskal1999によるBipolar Spectrum類型をあげると
Bipolar 1/2 統合失調双極性障害
Bipolar Ⅰ 躁うつ病
Bipolar Ⅰ1/2 遷延した軽躁をもつうつ病
Bipolar Ⅱ 自生的で明瞭な軽躁病相をもつうつ病
Bipolar Ⅱ1/2 循環気質者(cyclothymia)のうつ病
Bipolar Ⅲ 抗うつ薬や身体的治療によってのみ起こる軽躁とうつ病
Bipolar Ⅲ1/2 物質ないしアルコール乱用によってのみ起こる軽躁とうつ病
Bipolar Ⅳ 発揚気質者(Hyperthymic temperament)のうつ病
なんていう具合。
上に行くほど脳そのものの器質性の問題で
下に行くほどtemperament 気質の問題のようだ。
躁状態が強いのが上で、軽いのが下。
Bipolar Ⅱ 自生的で明瞭な軽躁病相をもつうつ病 と
Bipolar Ⅱ1/2 循環気質者(cyclothymia)のうつ病 とを
比較すると、後者は軽躁にも至らないマイルドなものということになる。
循環気質者(cyclothymia)はtemperament 気質の一つの用語
Bipolar Ⅲ 抗うつ薬や身体的治療によってのみ起こる軽躁とうつ病
Bipolar Ⅲ1/2 物質ないしアルコール乱用によってのみ起こる軽躁とうつ病
このふたつは外来物質によって誘発されるもので、
それを使わなければ軽躁とうつ病は起こらなかったであろうもの
Bipolar Ⅳ 発揚気質者(Hyperthymic temperament)のうつ病
これはやはりtemperament 気質を問題にしたもの
循環気質
善良、温厚、社交的ではあるが、爽快と悲哀、活発と緩慢の両極を揺れ動く。
発揚気質
快活で現実的、世話好きの楽天家。周囲と喧嘩をよくするが、直ぐ和解する。
などと説明される。