パーソナリティ障害の人が二者関係に固執することについて

たとえば境界型パーソナリティ障害の場合、
社会の中に生きているような顔をして
実は母子関係を祖形とする二者関係を押し付けてくる

健康な生活に復帰するために
治療者と話をするのではなく
治療者と母子関係と同等な密接な関係になるために
治療に通う

そこで展開される会話は
赤ん坊がどんな事をしてでもおっぱいを飲みたいという態度と同じである

治療者に内在する直したい、力になりたいという欲望は、
利用され、治療者は破壊的な報酬を受け取る

これが三者関係になり、社会関係になること、
母子関係が父親を交えた三者関係になること

それが成長なのであるが
難しい面もある