新型商売

世の中に新型商売がいくつもある。

今日の話では、「日本語講師になるための講座」。
何十万円かのお金で、講習を受ける。
世界各国にある日本語学校に派遣してもらえる話だという。

出版の話も、似たようなことで、
ある出版社は、本を売って稼ぐのではなく、
本を作ってあげて、著者からお金を取る。
売れなくても、自己責任。
そのような商売。

心療内科関係では、
心理士になれるとかなんとかの講座があるとかの話。
心理士といっても、臨床心理士も国家資格ではないし、
病院心理士とか、ただカウンセラーといったりとか、
いろいろで、講座を修了すれば、何かの仕事があるように匂わせるらしい。
しかし実際は、一流大学の大学院を出て、臨床心理士になった人が、
つらい思いをしている業界なのだ。

医療事務なんかも似たところがある。
お金を払って、やっと指定された講習を終わって、
その挙句、通勤に二時間もかかる場所を紹介されたりする。

仕事に就けますと匂わせて、お金を巻き上げる。
最後は、あなたの努力が足りないと突っぱねる。