日本イーライリリー、18歳以上にADHD薬の治験――年齢層拡大へ
米系製薬企業の日本イーライリリー(神戸市、ニュートン・クレンショー社長)は、注意欠陥多動性障害(ADHD)治療薬「アトモキセチン」について、18歳以上を対象に薬の有効性を検証する臨床試験(治験)を始めたと発表した。同社は今年6月、この薬を小児・思春期のADHD治療薬として承認申請した。年齢層を拡大し、需要の上積みを狙う。
この薬は米国で2003年1月、小児・思春期(6歳以上18歳未満)、および成人(18歳以上)のADHDの適応で発売した。現在は74カ国で承認。18歳以上については25カ国で承認されている。 (NIKKEI)
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アトモキセチンはノルアドレナリン再取り込み阻害剤。
トレドミンに似た部分もあるといわれる。
3年ぐらい前に米国で発売され、使用されている。
ADHD(注意欠陥多動障害)は子供の頃の話で、大人になると多動成分は消えることが多く、
ADDまたはAD(いずれも注意欠陥障害)と呼ぶ。