成果主義になってから、
誰が評価するのかという問題が生じた。
数値によって計られるものもあるが、
計りにくいものも数多くある。
それをどうするか。
どうしようもないというのが結論である。
つまらないことを自画自賛して失笑を買うだけである。
計ることのできるものだけを計り、合計しましょう。
すると、労働者は、計測可能なものについて、良い成績を出そうとする。
しかしその場合のその人間性の浅薄さも浮き彫りになる。
イチローを評価しなかった土井監督は今でも生きる場所がない。
そのようなものだ。
会社では誰かが見ている。
みんな自分の身に置き換えて、見続けている。
長い目で見て、成果主義を、日本型に育てていきたいものだ。